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【ドライアイ対策】空気の乾燥で目の乾燥が悪化しないための3つの方法
日本はドライアイ人口が多く、患者数は800万人とも2,000万人(自覚症状がない方も含む)とも言われています。乾燥する冬は、症状も出やすい季節。

そんなドライアイの原因や症状、対策を紹介します。
目次
ドライアイの原因と症状
目が乾くイメージのドライアイ。しかし、ただ乾くだけではありません。涙の膜で覆われていない瞳は、表面や角結膜を傷つけ、まぶたを開けることもできないほどの痛みを伴うことも。
また重症の場合は、失明することもあるのです。
現在、生活習慣病とも言われているドライアイは、まさに生活と密着している原因が多くあります。
1.乾燥
空気が乾燥すると、肌がカサカサになるように、瞳からも水分が蒸発します。寒さで空気が乾燥する冬は、ドライアイの症状が悪化します。
2.(VDT作業などによる)瞬きの減少
普段、無意識で行っている瞬きが、涙の分泌にとっては欠かせないものなのです。瞬きをしないと目が乾きますよね?
目を開けたままにしていると、瞳の水分がどんどん蒸発していくのです。
最近ではPCやスマホ使用によって、瞬きの回数が少なかったり、きちんと目を閉じた瞬きができていない方が多く、このことでドライアイを引き起こしているケースが増えています。
【補足:VDT作業とは】
VDT(Visual Display Terminals)作業と呼ばれるパソコンなどのディスプレイを見る行為。神経を集中させた過度な作業は、瞬きの回数を減らしドライアイを発症させます。

3.コンタクトレンズ
コンタクトレンズユーザーと裸眼の人では、レンズを装着している人の方が、ドライアイになりやすいと言われています。
なぜなら、コンタクトレンズによって水分が蒸発したり、結膜や角膜から分泌されるムチンという粘液が減少するため。その他にも、瞳がレンズで覆われていることで、乾燥に気づきにくく、瞬きの回数が減ることも要因です。
4.年齢
加齢によってもドライアイは引き起こされます。涙の分泌量が減り、油分が少なくなるため、乾燥するのです。
ドライアイの症状
ドライアイの症状は、目の乾燥だけではありません。目が疲れやすい、見えにくいなどの症状やゴロゴロした異物感もドライアイと考えられます。
また、目の充血や目ヤニの発生、目の痛みもドライアイの症状による可能性があります。
冬の乾燥から目を守る3つの方法
空気が乾燥する冬は、ドライアイの症状が出やすく、悪化しやすい季節です。瞳の乾燥によって、角結膜が傷ついてしまうと、ますますドライアイは進行します。そんな冬の乾燥から目を守る方法を紹介します。
1.エアコンの調整
暖房器具は肌だけでなく、瞳も乾燥させます。エアコンの風が直接あたらないように、風向きや風量を調整しましょう。
2.部屋の加湿
湿度が高い夏に除湿器を使用するように、湿度の低い冬は加湿器を使いましょう。部屋の加湿には、濡れタオルを室内に干すことも効果的です。
3.目薬を活用
目薬をこまめに差しましょう。人工涙液やヒアルロン酸、ムチンを増加させる点眼薬を眼科医で処方してもらうのがよいでしょう。防腐剤の入っていない1回使い切りタイプが、持ち運びにも便利です。

ドライアイは、ただ目が乾くということではありません。瞳の乾燥によって目が傷つき、目そのものや視力に悪影響を及ぼす様々な症状が出る病気です。ただのドライアイと簡単に考えずに、目によい環境を整えましょう。
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