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2016年3月29日

まつげが抜ける?美容好きにありがちな「間違いまつげケア」はこれ!

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何となく、まつげが少なくなったような……、鏡を見て、そんな疑問を持ったことはありませんか?

アイメイクは、女性的な魅力を演出してくれる大切なアイテムです。しかし、目元に華やかな印象を与えてくれるメイクが、抜けまつげの原因になっているのかもしれません。

アイメイクを施こす女性とモデル

まつげが抜ける原因と間違ったまつげケアについてご紹介します。

まつげが抜ける原因とは?

まつげは、髪の毛と同じように、生え変わりのサイクルがあり、約30日から100日周期で生え変わっています。

そのため、毎日数本ずつ抜けるのは自然なこと。正しいサイクルであれば、また新しいまつげが生えてくるので、見た目は一定のボリュームを保っています。

しかし、まつげが少なくなったと感じるなら、それは負荷や刺激によって抜ける量が多くなっているからなのです。

1.アイメイクの負荷

はっきりとした目元を作るためのアイメイクが、抜けまつげの原因の一つになっています。

例えば、ビューラーの使用方法。

頻度が多ければ、何度もまつげを引っ張ることになり、抜けてしまうのです。また、ビューラーのゴムが古いまま使用していると、まつげがゴムにくっつくため、抜けやすくなります。

ビューラーを使用する女性の目元

ホットビューラーの場合には、力はかかりませんが、潤いを奪う熱のせいでまつげが抜けていきます。

他にも、まつげパーマやエクステの薬剤、濃いマスカラやアイラインのメイクの落とし方によっても刺激になり、まつげが抜ける原因を作っています。

2.メイク以外の刺激

メイク以外にも、日常の生活の「擦る」行為で、まつげは抜けています。

例えば、アレルギーなどの目のかゆみで目元を擦っていると、それだけでまつげは抜けてしまいます。

また、うつぶせになって眠ると、枕で目元を擦ることになり、抜けまつげの原因になっていることも!

やってはいけない3つのまつげケア

髪の毛のケアやアイメイクを怠らない女性は多いのですが、正しいまつげのケアができている女性は、意外に少ないようです。

また、きちんとまつげケアを行っていると思っている女性の中には、間違った捉え方をしている人も。この機会に、正しいまつげケアを覚えましょう。

1.メイクの落とし残し

メイクオフの際に、強く擦っては肌に負担がかかるという気持ちから、優しく落としている人も多いでしょう。とても良いことですが、そのためにメイクが残ったままになってはいけません。

上まつげだけでも100本から150本生えていると言われています。毛穴に落とし切れないメイクが蓄積し、まつげが抜けやすく生えにくくなってしまいます。力をいれずに、しっかり落としましょう。

2.力を入れたメイクオフ

1でご説明した「メイクの落とし残し」を避けるために、ゴシゴシ擦ってメイクを落とすと、やはりまつげは抜けてしまいます。

濃いアイメイクを落とすために、指で強くグルグルしてはいけません。アイメイク専用のリムーバーをつけたコットンで、目元をパックするようにしましょう。

しばらくして浮いてきたメイクを、そっと拭き取るように落としてください。

3.美容液のつけ過ぎ

まつげパーマやエクステでの痛み、CMなどの影響もあり、まつげ用美容液を使っている方も多いのではないでしょうか。

美容液は、ダメージを受けたまつげに、健康を取り戻すことができますよね。ただし、つけ過ぎはやめましょう!

目に入ってしまい、かゆみの原因になることがあります。そのせいで、目元を掻いていては、何の意味もありませんよ。

マスカラを塗る女性の目元

まつげに関心を寄せる女性が増えている中、きれいなまつげを保つために、たくさんのケア商品が発売されています。

成分や使用方法など、自分に合ったものを見つけて、健康なまつげ維持のためにしっかりケアしてください。

美容ライター:愛子

コスメコンシェルジュ(日本化粧品検定協1級)、 化粧品成分上級スペシャリスト(化粧品成分検定1級)、 アロマテラピー検定1級―― 30代後半。現在敏感肌用コスメメーカーのアドバイザーとして開発その他の分野にて活躍。その知識を活かして女性ファッション・美容雑誌や美容系web媒体に寄稿している。敏感肌の女性の肌悩みを何年も見てきた実体験を元に、的確なアドバイスができるように心がけている。

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