40代前半。主に女性ファッション誌やショーモデルのヘアメイク担当。長所・短所を活かしたメイクアップと、健康的なヘア育成法について研究している。
【プロ伝授!前髪パックリ割れの直し方】簡単に前髪セットできるコツ
額が透けて見える「シースルーバング」や、2通りの前髪を楽しむ「ダブルバング」など、前髪に特徴のあるヘアスタイルが人気ですね。
ずいぶん以前からあった「オンザ眉毛」という言葉とともに、短いパッツン前髪も流行しています。

オシャレヘアに欠かせない前髪なのに、「変に分かれて思い通りにならない」と嘆いている人に、パックリ割れを直すテクニックを紹介します。
前髪が分かれてしまう原因
雑誌などで見るようなオシャレな前髪に憧れているのに、どうしても分かれてしまう……。そんな悩みをもたらす原因は、前髪の生えグセ。
後ろ髪は長さや重さがあり、重力に引っ張られて下がるため、左右に分かれることはありません。しかし、前髪はボリュームもなく軽いので、生えグセやつむじのせいでパックリ割れてしまうのです。
このクセを強調させているのが、「自然乾燥」。
生えグセは、髪が乾いたときに表れるのですが、濡れたまま放置しているとクセがそのまま出てしまうのです。
お風呂上がりに髪の毛にタオルターバンをして、しばらく時間が経ってからドライヤーをしている女性は、案外多いですよね。実はこの時間が、前髪の分かれる原因を作っているのです。
タオルターバンも前髪を上げている状態が続き、生えグセを目立たせてしまう要因になります。
お風呂上がりには、すぐに髪を乾かしましょう! 乾かすときには、ボリュームのあるサイドやバックから乾かしがちですが、先に前髪を乾かすことでパックリ割れを防いでくれます。
乾かし方のコツ
最初に「クセの部分をこすり」ながら、「上」からドライヤーをあてます。
次に前髪を「左右に引っ張りながら」乾かしていきましょう!
パックリ割れの直し方
お風呂上がりに、すぐにヘアドライをすることで、生えグセはある程度抑えられます。

しかし朝起きると、前髪がパックリ割れていたということも! スタイリングの時間がない朝でも、分かれてしまった前髪を簡単に直す方法があるのです。
1.前髪以外のサイドをピンで留めましょう。
2.前髪を水で濡らし、根元をこすります。※このとき、充分に濡らすことが重要です。
3.ブラシで前髪を上から押さえ、ドライヤーも上からあてます。
※一定の方向に押さえるのではなく、前髪の分け目をつけないように、「左右ランダムに」行いましょう。ブラシではなく、指で引っ張りながらでも構いません。
下からドライヤーの風をあてると、前髪は分かれてしまいます。必ずドライヤーは「上から」あてるようにしてください。乾くとクセが出てくるので、日中のパックリ割れを防ぐために、ヘアスプレーで固定すると良いでしょう。

お風呂に入りリラックスした後は、ゆっくりした時間を楽しみたいものですよね。しかしパックリ割れを防止するためには、1分1秒でも早く(!)髪の毛を乾かすことが大切なのです。
「濡れたまま放置しない」こと、「乾いたときにクセが出る」ということ、「生えグセは、毛先ではなく根元に注目する」ことに気をつければ、明日から前髪のオシャレを楽しめそうですね。
どうしても直らない場合は、あなたの生えぐせを分かっている美容師さんに相談すると、良いアドバイスがもらえますよ。
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