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2017年2月9日

編みこみ、お団子ヘアにヘアアクセ!乾燥シーズンにおすすめのアレンジヘア特集

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毎朝まとまらない髪の毛にイライラするこの季節。冬に髪が広がるのは乾燥による静電気が原因です。

静電気でまとまらない髪

そんな静電気に負けないヘアスタイルは、やっぱりまとめ髪。簡単にできるヘアアレンジと髪の静電気対策について紹介します。

冬の静電気がもたらす髪のトラブル

寒い冬は、静電気に悩まされる人が増えますよね。車や玄関ドアなど金属に触れる以外にも、人の手が当たって「バチッ」となることがあります。

なぜ、寒い時期に静電気が起こりやすくなるのか・・・それは、空気が乾燥しているからなのです。空気中の水分で静電気は放電されます。いくら寒い冬でも雨や雪の日に「バチッ」となることがないのは、そのせいです。

この静電気のせいで「まとまらない」や「広がる」といった、ヘアセットに関する悩みを抱える人も多いでしょう。しかし、静電気はもっと大きなダメージを髪の毛に与えます!

髪の水分やタンパク質を守っているキューティクル。艶や潤いには欠かせないこのキューティクルは、静電気により破損されるのです!

キューティクルが剥がれる!?

冬に髪質が変わったと思うことがありませんか? 艶のないパサパサでごわつく髪の原因は、静電気でキューティクルが剥がされたためです。キューティクルが剥がれた髪からは、どんどん水分が放出され、さらに乾燥が促進されてしまうのです。

それだけではなく、静電気で髪が絡んだり団子状にもつれたりすることもあります。これは、切れ毛や折れ毛の原因になります。また、静電気によって髪にはほこりが吸い寄せられます。

外気中の汚れや細菌などを引き寄せるのです。細菌の繁殖でかゆみや炎症など、静電気が頭皮トラブルの原因になることもあります。

静電気に負けない冬のまとめ髪

乾燥している季節にさらに摩擦を加えると、大きな静電気になります。冬のヘアスタイルは、衣類やマフラーなどと擦れ合わないように、まとめるのが一番です。誰でも簡単にできるまとめ髪アレンジで冬の静電気を乗り越えましょう!

1.最強のまとめ髪!お団子ヘア

まとめ髪と言えばやっぱり「お団子ヘア」ですよね。お団子アレンジには人気の秘密がたくさんあります! 

まずは、簡単なこと。ヘアゴムで1つにまとめて、ゴムの回りに髪の毛を巻き付け、ピンで止めれば完成。時間のない女性にも、アレンジ初心者の女性にも、誰にでも優しいまとめ髪です。

※三つ編みを使ったアレンジお団子ヘア

三つ編みを使ったお団子ヘア

※お団子ヘアが簡単につくれる、通称「お団子ドーナツ」を使ったお団子ヘア
モデルさんはロングヘアのため、あえて毛先部分を残し、ねじって巻きつけていますが、髪の長さがない場合はドーナツに毛先まですべて入れてお団子にするだけでOK!

お団子ドーナツを使ったお団子ヘア

また、お団子の位置を変えることで様々なシチュエーションに対応できるのも人気の理由ですね。カチューシャなどのヘアアクセをプラスして、華やかにしてもステキです。

■【Pierrot】4typeカチューシャ ※販売終了の場合はご了承ください。

2.女性らしさアップの編み込みヘア

編み込みはお団子に比べ少しだけテクニックが必要ですが、難しいことではありません。編み込むことで広がらず、静電気対策にはぴったりの髪型です。

編み込みヘア

三つ編みが基本となる編み込みのコツは、三等分にした毛束に徐々に髪を足していくことです。トップから三つ編みをして降りて行く際、編む位置にある他の髪の毛をプラスしながら一緒に編み込みましょう!

両サイドをそれぞれ編み、後ろでまとめれば静電気による広がりもなく、すっきりした雰囲気になりますよ。

※編み込みとお団子を合わせたヘアアレンジ
これもお団子ドーナツを使って、簡単にお団子ヘアをつくっています!

編み込みとお団子を合わせたヘア
3.ヘアアクセを使ったまとめ髪

まとめ髪で最も簡単な方法は、ヘアアクセサリーを使うことです。ヘアクリップやバレッタを使って、髪を一つにまとめたり、サイドの髪の毛を後ろで留めたりするだけです。

■【Pierrot】2typeポイントバレッタ ※販売終了の場合はご了承ください。

大きさやデザインなど豊富にあるヘアアクセは、同じ髪型でも色んな印象に見せてくれますよ。

■【Pierrot】リボンバナナクリップ ※販売終了の場合はご了承ください。

静電気対策は髪の乾燥対策から

静電気が起こるのは、冬の乾燥のせいです。乾燥している髪の毛には、さらに静電気が起こりやすくなり髪のダメージに繋がります。

髪を洗い過ぎて皮脂を取り除いてしまう行為は、乾燥を促進させるのでやめましょう。また、ヘアカラーをしている髪は乾燥しやすいもの。洗い流さないトリートメントやヘアオイルで、乾燥から髪を守ってください。

ヘアブラシとヘアオイル

摩擦による静電気を防ぐため、髪の毛をとかすブラシは、なるべく静電気が起こりにくいものを選びましょう。猪の毛を使ったブラシには油分や水分があり、静電気が起きにくいと言われています。

静電気防止用ブラシや静電気を除去するヘアアクセサリーも販売されていますので、冬の静電気防止に是非役立ててみてはいかがでしょうか。

ヘアメイク:リエ

40代前半。主に女性ファッション誌やショーモデルのヘアメイク担当。長所・短所を活かしたメイクアップと、健康的なヘア育成法について研究している。

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